2巻だからちょうどいい!
短すぎず、長すぎず。ドラマ性もしっかりある。
2巻完結・オススメ漫画!トップ30です。【随時更新中】
オススメ度:星10作品
1. ソラニン
売れないバンドマンの夢と理想と現実の青春譚。
初めて浅野いにおという作家を知ったこの作品。
青臭いと言われようと。
中二病と言われようと。
僕はこの作品が大好きです!
2. 星守る犬
朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見される…。
男性と犬が旅の終着点にたどり着くまでのストーリー。
こんなに悲しいお話なのに、どこか温かい。
本作は1巻完結にあらず。
「続・星守る犬」と合わせて読んで救われる物語です。
3. ラヴァーズ・キス
鎌倉を舞台に多感な高校生の男女6人の交錯する想いを描いたラブストーリー。
淡い恋ではなく胸を突き刺す痛い恋。
そして展開する深いドラマ性。
全2巻なのに物足りなさを感じない!
オススメ度:星9つ作品
4. 一匹と九十九匹と
天才と言っても言い過ぎとは思わない。
うめざわしゅん先生の短編集。
うめざわ作品の中でもっとも「絶望的」な作品。
こんなに「心をえぐる」漫画には出会えない。
5. 美咲ヶ丘ite
短編の名手、戸田誠二先生の傑作短編集。
珠玉の「普通の人々」のストーリー。
主人公は、悩みを抱え、それでも頑張って生きている普通の人たち。
だからこそ共感をしてしまう。
6. ボーイスカート
とっても可愛い男の娘(おとこのこ)と妄想男子高生の純愛?ストーリー。
これは女体化ファンタジーではありません。
妄想力たくましい男子高校生が禁断の扉を開くお話です…。
これでもか!というくらいにネタ満載。面白すぎます。
7. 兎が二匹
不老不死を題材にした作品は数あれど。
この切り口は新しい。
残酷さと優しさが同居した不思議な作品です。
8. 親なるもの断崖
初出は1991年。絶版となっていた本作。
2015年、電子書籍のバナー広告で話題となり、再び書籍化となりました。
昭和の初期。
貧困と時代に翻弄される、哀しい少女たちのお話。
北海道の負の歴史を真正面から描いた作品です。
その執念にも満ちた表現に圧倒されます。
オススメ度:星8つ作品
9位. 百万畳ラビリンス
ゲームデバッカーのアルバイトをしていた二人の女子大生、礼香と庸子。
気づけば彼女たちは巨大な構造物の中にいた。
ここは一体何処なのか?
上巻では伏線がいくつも張られ、そして下巻ではそれらを見事に回収していきます。
とっても面白いです。
10. まじめな時間
ヒロインが死んでしまうところから始まっちゃいます!
「死」を受けいれるまでの時間。
それを優しいタッチと繊細な表現で描いた作品です。
11位. 夜見の国から~残虐村綺譚~
「津山事件」をご存知でしょうか?
太平洋戦争中に岡山県の山間部の集落で起こった凄惨な殺人事件。
たった一人の青年が、約2時間半で33人を殺したという他に類を見ない大事件。
あの「八つ墓村」のモデルになったことでも有名です。
本作は、その「津山事件」をもとに、著者のオリジナル解釈が施され描かれています。
恐ろしいほど迫力があります。
12. 水色の部屋
いつの時代も「問題作」というのは生まれます。
そんな作品の一つでしょう。
「R-中学生」のゴトウユキコ先生が描く、母と息子の性と愛。
心をざわつかせる作品です。
13位. まとめ★グロッキーヘブン
恋愛漫画のベタな設定を逆手にとって、これでもか!っとあざとく詰め込んだ珠玉のラブコメディ!
「ラッキースケベ」と「暴力ヒロイン」を男女逆にしちゃったら?
近年類を見ないほどのコテコテ度。
面白いです。
オススメ度:星7つ作品
14位. バランスポリシー
女性が生まれなくなった世界。
ついに国家は適応者を女性に改造手術を行う、男女均衡政策=バランスポリシーを始める…。
性転換と言うセンシティブなテーマだからこそ。
リアルに描きすぎない。あくまで軽く。
コメディとして読めるレベルに落とし込んでいます。
このバランスが上手い!
15位. ブラステッド
現在、岩明均先生とタッグを組み「レイリ」を好評連載中の室井大資先生。
その初期の作品で、渇いた暴力の渦を描いた中編。
バイオレンス。そしてハードボイルド。
殺伐とした中にも魅力があります。
16位. ミツバチのキス
“触れる”ことで人の心や未来などが全て見えてしまう女。
彼女の孤独に寄り添う国家諜報機関の男。二人の未来は…?
伊図先生のデビュー作。
独特の感性と切り口に引き込まれます。
17位. サユリ
ある中古住宅に引越してきた平凡な家族。
これから新しい家で期待に満ちた新生活が始まるはずだったが…。
可愛らしいタッチから残酷な描写を生み出す押切ワールド。
理不尽かつ容赦ない展開が凄まじい。
18位. 素晴らしい世界
浅野いにお先生のデビュー短編集。
23歳の時の作品。
ややこしい青春譚がいっぱい。
感性をバシバシ刺激する言葉の羅列。
この青さが大好きです。
19位. さよならソルシエ
天才画家ゴッホ。
後世に彼を世界的に有名したのは実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった!
ゴッホをテーマに斬新な解釈と仕掛けを施したこの作品。
「炎の画家ゴッホ」を作り上げた兄弟の絆は必見です。
20位. 怪獣の家
心に傷を負った主人公。
突然に家が特撮映画の舞台に選ばれ、怪獣に壊されることに…!?
ドタバタコメディに見せて。
一人の男性の心の傷が再生していく過程を描きます。
ラストはちょっとうるっときます。
21位. 愚者の皮
事故で美貌を失った「あよ」。
その時、彼女の夫はどうするのか?
人間の神髄に眠る本当の美しさ、醜さとは…?
電子書籍のバナー広告で惹かれて読んでみました。
なんとも言えない独特の迫力があります。
そしてこのラスト…。アリでしょう!
22位. とこよかくりょ
死者の遺した思いを飲み込み回収する、特殊な能力者。
ワケあり物件専門の除霊を生業とする青年、蓮の物語。
グロテスクなのにハートフル。
一風変わった霊漫画を探している方にはオススメです。
23位. うみべの女の子
身勝手で切実な十四歳の青春。
心ではなく、体を重ねてしまった二人の若者のストーリー。
切なく痛く。重くるしい展開。
過激な性描写もまるっきりエロく感じないのは、作品に流れる緊張感ゆえか!?
24位. 春の呪い
「このマンガがすごい2017」オンナ編、堂々の2位。
妹が己のすべてだった夏美は、春の死後、家の都合で彼女の婚約者であった柊冬吾と付き合うことになるが…。
限られた登場人物だけで、人間の罪悪感をうまく描いた良作だと思います。
25位. 有害都市
行き過ぎた表現の規制が行われる社会。
そこで生きるあるホラー漫画家のストーリー。
“表現の自由”とは何か?を世に問う作品。
このテーマを2巻で描くその力量は見事としか言えない。
オススメ度:星6つ作品
26位. 水域
千波は豊かな水にあふれる村で、少年と老人に出会う夢を見る。
それは夢か現実か?
それとも誰かの記憶?
「蟲師」で有名な漆原友紀先生の中編ファンタジー。
物悲しくも心温まるストーリーは流石です。
27位. 気になるヨメさん
お祭り好きの新妻の加菜子さん。
飛び入り参加したミスコンでグランプリをとっちゃった!
結婚していることを隠してミスコンとしての活動が始まるが…!?
これぞ星里ワールド全開!
ドタバタラブコメ。面白い。
28位. ウツボラ
顔のない死体とひとつの小説をめぐるミステリー。
独特のタッチ。
黒と白のコントラスト。硬く細い線。
この瞳に魅了されてしまいます。
29位. 銀河ロケットにお葉書ください
もし確実に10か月後に死ぬとわかっていたら?
何をしますか?
そして最後の言葉に何を残しますか?
「地球滅亡」という重いテーマ。
その割には、悲惨さはありません。
ハートフルで綺麗なSF路線の作品です。
30位. アダムとイブ
「殺し屋1」「ホムンクルス」の山本先生が原作。
そしてハードボイルド漫画の巨匠、池上先生が作画。
ええっ!!となるこのコラボレーション。
透明人間VSヤクザ。特殊な密室劇。
なんじゃこりゃぁ!?という終わり方。
全てが濃いい。
まとめ
いかがでしょうか?
あくまで、ともきんぐ的ランキング!
まだまだオススメしたい「2巻完結」作品はあります。
そしてまだ読んでいない作品。
これから出会う作品。
どんどんと追加していきたいと思います。