心霊的な、怪奇的な、心理的な、宇宙的な、ゾンビ的な…。
怖さのベクトルは千差万別。
ホラー漫画は永遠に不滅!!
ホラー・オススメ漫画トップ30です。【随時更新中】
【1/11更新】
1位. アイアムアヒーロー
噛まれるとゾンビ化する謎の奇病が発生し、日本中が崩壊していく。
生き残った人間とZQN(ゾンビ)との究極のサバイバルが始まる…。
パニックホラー漫画の傑作です。
まだ未読の方は、一気読みがオススメ。
2位. 後遺症ラジオ
漫画ならではの「ページをめくる」という作業を考えて作られた構成。
もう「出るぞ出るぞ・・・」感が半端ないです。
夜中に読むにはオススメしません。
それくらい怖いです。
3位. 異世界の色彩 ラヴクラフト傑作集
宇宙的恐怖(コズミックホラー)の小説家であり、クトゥルフ神話の創始者のH・P・ラヴクラフト。
その代表作を恐るべき画力で田辺剛先生がコミカライズするシリーズ。
シリーズ3作の中でも、この第2集は最高傑作だと思います。
4位. 恐之本
何この表紙!??
めっちゃ怖いんですけど…。
画力にも定評のある高港先生。
心霊的な怖さ。妖怪的な怖さ。そしてサイコ的な怖さ。
ここには厳選されたホラーが詰まっています。
5位. ミスミソウ
その独特のスタイルでホラー作品を描く押切先生のサイコ・サスペンスホラー。
幽霊より、怨霊より、化け物より。
人間が一番、怖い。
そう思い知らされる作品です。
6位. 狂気の山脈にて ラヴクラフト傑作集
田辺剛先生がラヴクラフト作品をコミカライズするシリーズ。
1936年に掲載されたラヴクラフトの代表作。
まだ1巻ですが、傑作になる予感がプンプン。
7位. 魔犬 ラヴクラフト傑作集
田辺剛先生がラヴクラフト作品をコミカライズするシリーズ。
その第1集目。
その重々しい空気感。
よくぞここまで描けるものだと感嘆。
素晴らしいです。
3編収録。中でも「神殿」の出来は天才的。
8位. 潰談 伊藤潤二傑作集11
ホラーコミック界の旗手・伊藤潤二先生の傑作を集めた人気の作品集。
シリーズ11巻、その最後を飾るのが、この「潰談」です。
既刊2冊分を1冊にまとめたボリューム。
14編もの秀逸な短編が収録されています。
9位. 夜見の国から~残虐村綺譚~
「津山事件」をご存知でしょうか?
太平洋戦争中に岡山県の山間部の集落で起こった凄惨な殺人事件。
たった一人の青年が、約2時間半で33人を殺したという他に類を見ない大事件。
あの「八つ墓村」のモデルになったことでも有名です。
本作は、その「津山事件」をもとに、著者のオリジナル解釈が施され描かれています。
恐ろしいほど迫力があります。
10位. ハカイジュウ
ある日突然学校を襲った大地震。
崩壊した校舎の中で主人公は目撃する。
未知なる怪生物の群れ…。
モンスターパニック漫画の傑作です。
確かな画力は怖くてグロい。
特に前半の息もつかせぬサバイバル展開は必読です!
11位. クダンノゴトシ
「代紋TAKE2」「モンタージュ」で有名な渡辺潤先生の新作異形ホラー!
大学の旅行サークルの7人組。
最後の卒業旅行の帰り道。
車で迷い込んだ山道で「異形の何か」を轢いてしまう…。
「クダン」の目が怖すぎる!!!
12位. うめく排水管 伊藤潤二傑作集8
ホラーコミック界の旗手・伊藤潤二先生の傑作を集めた人気の作品集。
絵は独特で耽美という表現がぴったり。
美しく、そしてグロテスク。
この傑作集を一巻読むだけで、伊藤潤二ワールドを堪能できます。
13位. 闇に這う者 ラヴクラフト傑作集
田辺剛先生がラヴクラフト作品をコミカライズするシリーズ。
そのラストを飾る第3集。
3作の中で最もホラー色が強く出ています。
これぞクトゥルフ、これぞラヴクラフトという味わいです。
14位. 不安の種
暗闇の中で想像で何かを見てしまう、子どもの頃のあの感覚。
「不安」の種を読者に蒔く、というコンセプトです。
2~5ページで1つのエピソード。
ゾッとする一瞬を切り取り並べていく。
読者に不安の種を残す、その手法が見事。
15位. サユリ
ある中古住宅に引越してきた平凡な家族。
これから新しい家で期待に満ちた新生活が始まるはずだったが…。
暖かい家族団欒の図と、あとからふりかかる理不尽な不幸との展開のギャップが凄まじい。
16位. 食糧人類
目が覚めると、辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。
ここは一体どこなのか…!?
とにかくグロくて気持ち悪い。
しかし、どんどん引き込まれページが進みます。
17位. うずまき
カテゴリ:ホラー
オススメ度7 ★★★★★★★☆☆☆
著者:伊藤潤二
出版社: 小学館
発売日: 1998/8/
巻数:3巻完結
ホラーコミック界の旗手・伊藤潤二先生の長編ホラー。
海辺の町、黒渦町。
その町で暮らす女子高生・五島桐絵。
彼女の周りで次々と”うずまき”の怪異が起こる。
この作品を読んで思うこと。
ホラーとギャグは表裏一体。
18位. レディ・プラスティック
30年もの間製作中止となっていた、いわく付きの映画。
その撮影現場で巻き起こる奇怪現象の謎を描く。
2001年に映画化もしたこの作品。
漫画という枠に収まらない、ざらつき感に魅了されます。
なんと著者は塚本晋也監督の「鉄男」等の映画の特殊メイク・スタッフも手がけています。
19位. とこよかくりょ
死者の遺した思いを飲み込み回収する、特殊な能力者。
彼は様々な”思い”を残して現世とあの世の狭間にとどまる魂をあの世へと導く。
グロテスクなのにハートフル。
このミックス具合、バランス感は今まで読んだことありません。
一風変わった霊漫画を探している方にはオススメです。
20位. 海竜祭の夜 ~妖怪ハンター~
熱狂的なファンが多い諸星大二朗先生。
代表作ともいうべき「妖怪ハンター」シリーズ。
その栄えある第一集が、この「海竜祭の夜」です。
なんと40年以上続いている超ロングシリーズなんです!
発表作品に数十年もの差がありながら、作画のギャップを感じないのが凄い。
21位. 犬神博士
知る人ぞ知る。丸尾末広先生。
その作風はレトロで幻想的で怪奇的でエロティック。
これぞエログロ。
犬神博士と呼ばれる老紳士が式神を操り事件を解決していくというストーリー。
突然お化け屋敷に放り込まれたような。
まるで違う時代に連れて行かれたような錯覚に陥ります。
22位. カラダ探し
デスゲーム系、サバイバルホラー。
ショッキングなシーンの連続。
この凄惨な血みどろの描写には、注意が必要です。
刺激的なホラーを探している方はどうぞ。
23位. 異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE
ゾンビ!キターーーー。
学園サバイバル・パニックホラー。
設定が面白い。
このゾンビは定期的に正気に戻ります。
そこが他のゾンビものと一線を画す!
24位. 屍囚獄
民俗学のレポートの為に、ある寒村を訪れる教授のゼミ一行。
やがて彼女たちは狂気の村で猟奇的な殺人事件に巻き込まれていく…。
表紙でB級エログロ漫画を想像しましたが…。
まったくそうじゃなかった!
良質なサバイバルホラーです。
25位. 押入れのウーリー
少女ホラー誌、レディースコミックを中心に短編ホラーを発表している呪先生。
耽美、ゴシック、サイケデリック。
色々な要素が混ざり合ったホラー短編集です。
絵は不思議な空気感。
古いようで古くなく。でも新しくもない。
見たことのないような表現。
26位. INFECTION
ゾンビ系、サバイバル・パニック・ホラー。
友人達によって、学校の倉庫に閉じ込められてしまった主人公たち。
どうにか倉庫を脱出したが、外の世界は一変。
人を襲う“保菌者”によって、町は埋め尽くされていた!!
INFECTION=感染。
確かな画力はエロくてグロい。
想像を超えるシナリオ。
これくらいカオスな作品があっても面白い!
27位. エマージング
新宿である男が大量の血を吐き、謎の死を遂げる。
彼の検死をした小野寺と関口はその死因がウイルス性の感染症だと推測する。
一方、女子高生・岬あかりは偶然その事件の現場に居合わせるが……。
アウトブレイク系パニックホラーです。
ウイルスが拡散してゆく恐怖を描きます。
一時期、映画も漫画もこういうネタが流行りでしたね。
28位. インセクツ
ある日突然、どでかい昆虫が襲ってきたら!?
町が突然隔離されたら?
モンスター系サバイバル・パニック・ホラー。
ウイルスによる昆虫の突然変異。
この設定はまるで、昔のアメリカのB級パニックムービーを彷彿とさせます。
とはいえ安いホラーではありません。
ストーリーの展開は早く、たっぷり魅せてくれます。
29位. 切子
17年ぶりに集まった中学の同級生6人。
母校で行われる同窓会が惨劇の場と化すとは、その時誰もが思わなかった…。
ホラーの要素はグロ方向。
心理的な怖さでなく、「ウワッ!!」とびっくりさせられる怖さです。
手頃に読める短編ホラーの1冊です。
30位. 火葬場のない街に鐘が鳴る時
その田舎町では夕方6時になると不協和音の鐘が鳴り響く。
その音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない。
プロローグの暗くなってゆく田舎町。
その風景から醸し出される、閉塞感と不安感。
引き込まれます。
まとめ
いかがでしょう?
あくまで、ともきんぐ的ランキング!
ホラー漫画は好みの分かれるところ。
古典怪奇集は、また新たなランキングでご紹介したいと思います。