屍囚獄

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No.49
カテゴリ:ホラー
オススメ度6 ★★★★★★☆☆☆☆
著者:室井まさね
出版社: 竹書房
発売日: 2015/6/17(1巻)
巻数:5巻完結

「嵐が来る」

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この表紙!!
B級エログロ漫画を想像しますよね?

まったくそうじゃなかった!
良質なサバイバルホラーです。
それがこの「屍囚獄」。

あらすじ

民俗学のレポートの為に、ある寒村を訪れる教授のゼミ一行。
教授♂と助教授♀、女子大生6人。

古くから謎めいた風習が残るその村は、過去50年にわたり女が一人も生まれてこない奇妙な土地だった。

やがて彼女たちは狂気の村で猟奇的な殺人事件に巻き込まれていく…。


感 想
きました!
廃村系。隔離系。

やっぱりサバイバルはこうでなきゃ。

「閉ざされた空間から脱出する」というのがやはり王道です。

だからこそ間違いがない。

まるでミステリーのお手本のようなストーリー。

これは王道ミステリー。

1. 冒頭での残虐なシーン。
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2. 現れる主人公一行。
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3. 不気味な村人たち。
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4. 謎に満ちた村長。
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5. そのイケメン息子。
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6. 敵なのか味方なのか?
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7. そして起こる殺人事件!
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うおおお、いいわぁ!

しかも村は横溝正史の金田一シリーズのような空気感。

どこかから石坂浩二さんが出てきそうです。

いくつも張られる伏線。

そして1巻終盤で起こる土砂崩れによる、外界からの途絶。

謎の殺人鬼からのサバイバルが始まります。


ここが、見どころ!

この作品を魅力的にしているのは、何と言っても!

死亡フラグです!

映画でもそうですが、なんとなく「こいつ死ぬな…」っていうのありますよね。

それをわざと回避させてる感があります。

え、こいつ生き残るの?
え、この子死んだ!??

というように意外性を演出してきます。

面白いです。上手いです。
最新刊まで一気に読破しました。


さて、評価は?

これはタイトルと表紙デザインで損してる気がする。

もっと「~~村」的な。

ミステリーチックなタイトルと寂しい表紙の方が合ってると思う。
エロやグロなシーンもありますが、ストーリーの展開はまさに王道ミステリー。

作画も綺麗で見やすく、スラスラ読めます。
表紙ほどのおどろおどろしさはありません。
そっち方面を期待すると肩透かしかも。

ミステリー好きな人の方が楽しめるかと。

なので【星6つ】とさせていただきます。


5巻を読みました。

(2017.3.27)

ついに完結です。

最終5巻。

物語は一気に収束していきます。

4巻までの丁寧さは消え、ガンガン立つ死亡フラグ。

ホラー映画の最後のように、あちこちで殺戮が起こりまくる。

そして誰もいなくなった。

ってな、オチですか!?

う〜む、ホラーの定番とはいえ、酷い結末。

たった一人だけ生き残るのは誰なのか?

それは本編でお確かめ下さい。

ただね。

表紙から期待されるようなエログロ的なシーンはついぞありませんでしたね。

僕的にはその方が良かったのですが、ある意味表紙詐欺。

もっとミステリーな雰囲気にすれば良かったのに…と思ってしまう。

1巻から読む
(2015〜)


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(2015)

漫画・うんちく居酒屋
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(2013〜2014)

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