ファイアパンチ

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No.69
カテゴリ:ダークファンタジー
オススメ度7 ★★★★★★★☆☆☆

著者:藤本タツキ
出版社: 集英社
発売日:2016/7/4(1巻)
巻数:1〜3巻以下続刊 <連載中>

「生きて・・」

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少し前に話題になっていたこの作品。
気になるなぁ…(チラ)
ジャンプ+で試し読みしようか(チラ)
単行本で一気に行こうか…(チラ)
むむむ。エーーーイ、行ったれ!

読んでみました「ファイアパンチ」!
結果。

おおおおおぉぉ!!!
今年読んだ最高の一話!

すごい!ダークヒーローの誕生の瞬間です。

あらすじ

物語は氷と雪に閉ざされた近未来。
人類は飢えと寒さで絶滅の危機に瀕していた。
再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ。
身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!?


感 想

この祝福という特殊能力が鍵です。

手や足を切られても再生する祝福。
消えない炎を出す祝福。
鉄を生み出す祝福。
電気を起こす祝福。
風を操る祝福。

もう祝福と名付ければなんでもアリ。
さぁ、この設定をどう料理するんだ?となります。
・・・で。

なるほど!と。
こう使うか!と。

上手いな〜。
設定の組み合わせと復讐に燃えるダークヒーローの誕生の仕方がアメコミヒーローを彷彿とさせます。

これほどゾクゾクした一話目は久しぶり。
残酷なシーンもしっかり描いてくる。
さぁ、どうなるんだ!
いやが上にも期待は高鳴ります。

そして2巻まで一気に読破ーーーー!!


1話目がMAXなのか!?

読み進めると。

…あれ?

少し思ってたのと違う?

一話目のテンションがマックスで、そこからゆるやかに下っていく印象。

2巻の終盤に至っては、ダークファンタジーから急にジャンプな少年漫画に変貌します。

気になってAmazonのレビュー欄を読んでみましたが、皆さん同じような感想をお持ちで。
やっぱそうだよな。

最初の勢いが凄かったので、その期待値と比べてかもしれません。
面白いのは確かです。
判断するには早すぎる。

まだ2巻目です。

これからもう一度テンションが上がっていくかも。
次巻に期待したいと思います。


さて、評価は?

【12/3追記】

2巻目までは星8つをつけていました。
3巻を読みました。

うん…。

どうだろう。

なんだかストーリーがグダグダになってしまっています。
満を持して出てきた感の敵キャラたちも、見せ場なく終わってしまうし。

あと作画が荒くなっています。
もう最初のテンションは戻ってこないかもしれない。

なので星を一つ下げて【星7つ】で。

1巻から読む
(2016〜)

↓ジャンプ+で1話が読めます↓

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