No.232
カテゴリ:ドラマ・サスペンス
オススメ度8 ★★★★★★★★☆☆
著者:原作:るーすぼーい 作画:古屋庵
出版社: スクウェア・エニックス
発売日:2017/2/22(1巻)
巻数:1巻以下続刊
「これからも よろしくね…」
「想像をことごとく裏切る、正義と悪の知略サスペンス開幕!」
と、紹介文のこの煽り。
能力者たちの学園バトルじゃないの?
なんて軽く読み始めたのですが…。
その内容に驚き!!
それがこの「無能なナナ」です。
あらすじ
絶海の孤島にある学園。
そこでは人類の敵に対抗すべく、若き能力者達が訓練に明け暮れていた。
そして転校生の主人公も同様に「人類の敵抹殺」を胸に、行動を開始する…。
やられたっ!!
見事に裏切ってくれました。
能力者がたくさん出てきます。
プロローグはありふれた学園異能バトルもの。
・・・と思ったのですが!
しかし、本命はそこじゃない!
これは、どこから書けばいいのだろう。
ネタばれせずに書くなら、すぐに書くことなくなります。
能力を使って倒すべき「人類の敵」とは…?
とにかく。
1話目を読んでほしい。
話はそれからだ!( ・`ω・´)キリッ.
この仕掛けを見破ることができますか?
能力者な人たち。
中島ナナオ。
島に転校してきて半年。
気弱な性格からいじめられている。
ある能力を秘めている。
柊ナナ。
新しい転校生。人の心が読める。
天真爛漫で明るい女の子。
飯島モグオ。
いじめっ子。炎の能力者。
郡セイヤ。
貴公子と呼ばれる。氷の能力者。
小野寺。
新しい転校生。無口で無愛想。
何かの能力があるのか謎。
すべてが裏切る。
作品タイトル。
主人公は誰か?
その名前。
能力者であるということ。
これらすべてが伏線です。
思いっきり1話目で裏切ってくれます。
ここからは何を書いても「ネタばれ」となります。
なので一言だけ。
これはありふれた学園異能バトルではありません。
サスペンスです。頭脳戦です。
そして、面白い。
さて、評価は?
作画は内容に比べると少し軽いかも。
いわゆる能力系少年漫画っぽい。
それも含めて仕掛けかもしれません…。
冒頭でも書きました。
気になる方は、ぜひガンガンオンラインで1話目を読んでみてください。
僕は、この裏切りが心地よかった。
次巻も期待大の【星8つ】です。
ぜひ追っかけていきたい。