No.206
カテゴリ:ギャグ/恋愛
オススメ度7 ★★★★★★★☆☆☆著者:山本 崇一朗
出版社: 小学館
発売日:2014/6/12(1巻)
巻数:1〜6巻以下続刊
「や、やられた!!!」
照れたら負けの全力青春バトル!
ってなにそれ?
女子はニヤニヤ。
男子は悶絶してしまう。
可愛い男女の青春ラブストーリー??
それがこの「からかい上手の高木さん」です。
あらすじ
中学2年の西方くん。
いつも隣の席の高木さんにからかわれてばかり。
今日こそは必ず高木さんを恥ずかしがらせてやる!
と、リベンジに燃えるも返り討ちの毎日…。
教室の後ろに。
こんな二人がいたとしたら…。
ケッ!!
いちゃつきやがって….。
ぐぬぬう(怒)
ってなります。
小学生の頃を思い出す。
好きな女の子を、あえてからかってしまうあの心理。
それが男女逆転してます。
ああ、羨ましい。
こんな中学時代を過ごしたかった(ノД`)
可愛い二人。
高木さん。
いつも西片くんをからかっては、そのリアクションを楽しむ。
含み笑いで何か企んでる時の顔。
これが、たまらん!
西片くん。
高木さんへのリベンジに必死。
正直、中学2年生というには、幼すぎる気も。
小学5、6年生くらいの印象なんだが。
鈍感すぎる(笑)
かなり高木さんは好き好きオーラ出してるんだけどな。
これで気づかない男子っているのか?
だとしたら、あまりに鈍感すぎ!
って友達なら「西片ないわ〜」って言うはず(笑)
「高木さんにリベンジする」ことのみに必死。
高木さんが出す様々なサインを、ま〜見落とす見落とす。
途中から、なんだか一途な高木さんと、それに気づかない鈍感男子の恋愛ストーリーにも読めてしまいます。
この人気はなんだ?
2017年の「マンガ大賞」の13作品にノミネートされました。
ただいま人気急上昇中の本作。
きっと、みんな。
キュンキュンしたいんやね。
忘れてしまったあの頃。
甘酸っぱいムズムズするような気持ち。
ノスタルジイと言わないまでも、この二人がいる風景はなぜかほんわか懐かしい。
「いぢる」じゃなく「からかう」。
しかも女子が男子を、という図式。
からかいと言うより「おふざけ」レベル。
いちゃついてんじゃねぇよ!レベル。
そこに悲惨さや陰湿さなど皆無。
安心してニヤニヤできるからじゃないかな。
そのライン引きが抜群に上手い作品だと思います。
さて、評価は?
俺もこんな風にからかわれたぁあい!
と、おっさん連中が悶々とするための漫画です。
現在既刊4巻。
まだまだ続くぞ!
ニヤニヤしたい人、ぜひ!
オススメの【星7つ】です。
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