No.15
カテゴリ:ホラー
オススメ度7 ★★★★★★★☆☆☆
著者:原作:蔵石ユウ 作画:イナベカズ
出版社: 講談社
発売日:2016/9/20(1巻)
巻数:1巻以下続刊 <連載中>
「人間の、肥育場?」
なんだこのオドロオドロしいタイトルは!?
そして目を引く表紙。
あの「アポカリプスの砦」の原作、作画のタッグです。
となるとやはり…?
突然の「理不尽巻き込まれ系」になることは必死です。
嫌な予感がする。。
と。
つい怖いもの見たさで手にとってしまったのが、この「食糧人類」です。
あらすじ
ある日、高校生の伊江とカズの2人は学校からバスで帰宅する途中に催眠ガスを撒かれ拉致されてしまう。
目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上。
辺りには冷凍された裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた…。
やっぱグロかったーー。
食糧になってる人間の気持ち悪さが半端ない。
とにかく怖さより胸糞感の方が強い。
強烈な嫌悪感を引き起こす作品になっています。
これは好き嫌いがハッキリ分かれそうだな…。
圧倒的な胸糞ビジュアル!
1. 管から何か飲まされてブクブク太った人たち。
一口飲めば、もう虜!
なんの汁ですか????
まさにジャバザハット!
(*スターウォーズ)
キモすぎ!キモすぎ!
2. SEXのみのために生かされてる繁殖用の人たち。
何かいけない注射をプツッと打たれるとこうなります。
これは胸糞の極み!
原作者、何考えてんだ..。
3. 謎のクリーチャー。
異星の存在か?
はたまた実験的な存在か?
ブクブクに太った人間は、この芋虫の食糧なのか!?
食糧になってない人たち。
登場人物のキャラ立ちはわかりやすい。
主人公、伊江(いえ)。
一見弱々しいけど、いざという時は行動力アリ。
ナツネ。
寡黙だけれど筋の通った強さ。
何か強い目的があってこの施設にとどまっている模様。
山引。
善悪のタガが少し外れたオネエキャラ。
カズ。
伊江と一緒に攫われた友人。
少し「美味しい汁」を飲んでしまいメタボに。
言動も可笑しくなってしまっている。
この4人での謎の施設からの脱出が始まります。
さて、評価は?
とにかく気持ち悪い。
これほど嫌悪感を抱かせる作画とストーリーはある意味すごい。
で。
ストーリーの出だしからノンストップ。
引き込まれ一気にページが進みます。
ホラー好き、グロ好きの方にのみのオススメとして。
まずは控えめに【星7つ】とさせて頂きます。。
1巻では、まだまだ謎ばかり。
こんなの次巻が気になるやんかー!
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