No.228
カテゴリ:ギャグ
オススメ度5 ★★★★★☆☆☆☆☆著者:灘谷航
出版社: 小学館
発売日:2016/3/18(1巻)
巻数:1〜3巻以下続刊
「何か?」
2月22日はにゃんこの日。
最近はどこもかしこも猫ブーム!
猫好きには嬉しいかぎり。
色々な猫漫画の中で、ひときわ可愛い表紙が目につきました。
「全く新しい、爽快・猫コメディー!」と銘打ったこの作品。
それがこの「ねこったけ」です。
あらすじ
女子高生・山田小春は、通学途中に他人の家をのぞき込み、スマホで盗撮する同級生・富士健祐を目撃する。
正義感にかられた小春は、富士のスマホを奪い取り中身を確認するが、そこに写っていたのは…?
ううう・・・む??
確かに斬新だ。
面白いのか面白くないのかわからない!!
誰か助けて(笑)
猫あるあるのオンパレード!
猫好きの琴線に触れまくる各エピソード!
猫を飼ってる人ならニヤニヤしまくるはず。
でもね、それだけじゃない(泣)
ギャグがおかしい。
登場人物が変すぎる。
漫画的にデフォルメしすぎちゃって。。
青年誌でまったりやる日常系漫画と、少年誌でやる寒いベタベタなギャグ漫画を合わせたような作品になってます!
どうして、こうなった?
ねこったけな人たち。
富士健祐。
無類の猫好き。
家で猫が飼えないため、野良猫ウォッチを日課にしている。
山田小春。
健祐のクラスメイト。
猫好きの健祐の諸々の行動に巻き込まれてゆく。
根古屋。
自称“ネコの達人”。謎の人物。
猫と話せる。猫拳道の使い手。
とりあえず。
⬇︎この作品を迷走させているのはコイツです(笑)
なぜ、こんな究極の色モノキャラを出した??
猫あるあるが秀逸。
ギャグはお子様向けなので、大人には寒い内容…。
しかし、その中で出てくる毎回違った猫エピソード。
この「猫あるある」に萌えるんです!
顔バシ!
腕ガブ!
ビックリ顔!
みんなビックリ顔!
猫を飼ってる人なら、もう!
「あーあーあー(笑)」
ってなります。
さて、評価は?
これ、本当に難しいです。
猫あるあるで面白い箇所と、ギャグが寒すぎる箇所が交互に。
1話の中でゴッツンコします。
無理矢理なギャグがいらないんです…。
それさえなければ、最高の日常系猫漫画なのに!
掲載誌が「少年サンデーS」なのでこうなったのかな?
既刊3巻。
2巻の途中で投げ出しそうになりましたが(笑)
3巻から面白さが持ち直しました。
猫萌えを楽しむなら◯。
ギャグを楽しむなら❌。
これは猫好きで猫の生態に興味のある方のみにオススメします。
なので【星5つ】。
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