No.114
カテゴリ:ドラマ・サスペンス/デスゲーム
オススメ度6 ★★★★★★☆☆☆☆
著者:江戸川エドガワ 原案:葛西竜哉
出版社: 講談社
発売日:2016/5/20(1巻)
巻数:1〜3巻以下続刊
「投票結果 発表するね!!」
最近よく電子書籍の広告で見るこのタイトル。
どうしようかな~と迷ってましたが。
やっぱり気になったので読んでみました!!
それがこの「生贄投票」。
あらすじ
スマホに突然表示された「生贄投票」というアプリ。
候補者としてクラス全員の名前。
生贄に選ばれた者には“社会的”死が与えられる。
何の気なしに友人の名を押してしまった美奈都。
この投票がクラスに大きな波紋と崩壊をもたらしていく──。
目新しさはないです。
この作品が悪いのではありません。
理不尽デスゲーム、サバイバルゲーム系の漫画が飽和してるんだと思う。
ちょっとやそこらの設定では、もう誰も驚かない。
慣れてしまったんでしょうね。
もう何をやっても、何かの漫画の焼き直しに思えてしまう。
低評価のレビュー。
Amazonのレビュー欄を覗くと…。
なんとも低評価です。
むむぅ。
そこまで低く評価されることないんじゃないか!?
裏切りやゲスさに嫌悪感は沸きますが、ストーリーは飽きさせない。
むやみやたらに殺すのではなく「社会的抹殺」というところで落としているのもいい。
社会的抹殺イコール、性的秘密の暴露!
今のとこ、こればっかりですが…。
あくまで生徒同士の、疑心暗鬼、裏切り、はめ合い。
現実世界の枠で展開しているのがいい。
生贄を選ぶ…という単純な行為が、だんだんとクラス全員での心理戦の様相を呈していきます。
ここからさらに騙し合いや駆け引きが増えてくればもっと面白くなるはず。
謎解きはこれから。
なぜこの「生贄投票」が始まったのか、という謎。
これは本当に自殺した元担任の「呪い」なのか?
それとも誰かが仕組んだ「罠」なのか?
2巻ではこのクラスに隠された過去と、犯人探しが始まります。
スッキリ因果応報ストーリーにはならない予感はしますが、これからの展開は期待大。
ただ女性だと生理的に受け付けない人もいるかと。
なので【星6つ】です。
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