アヤナシ

No.234
カテゴリ:ダークファンタジー
オススメ度3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
著者:梶本ユキヒロ
出版社: 講談社
発売日:2017/2/17(1巻)
巻数:1巻以下続刊

「あれが オニ・・・」

またも初めて手に取る作者さん。

肩に乗せたフクロウが印象的。
表紙のダークさは良さげだが…。

果たしてこの作品は面白いのか!?
さぁ、どっちだ!!

期待と不安、半々で読んでみました。
それがこの「アヤナシ」です。

あらすじ

すべての人が地下で暮らし、地上には化け物が住まう世界。

どんな武器でも倒せない「オニ」。
そのオニを唯一倒せるのが「アヤナシ」と呼ばれる存在。

街で暮らす姉弟はある日不思議な少年と出会う。
彼は地上から来たアヤナシだった…。


感 想

うううむ。
作画はとても綺麗。

すごくワクワクさせる好みの絵柄。

なんですが!

話がちっともワクワクしない

ストーリーがわかりにくい。

おそらく著者の頭の中では完璧に世界観が出来上がっているのでしょうが、あちこち説明不足。

読者が時折まるっと置いていかれます。

まだまだ独りよがりな漫画だな…という印象です。


アヤナシな人たち。

ホロ。
アヤナシの少年。
弟を殺した「一つ目の男」を追っている。

シェラ。
食堂で働く少女。
ケガをしていたホロを介抱する。

ヒューゴ。
ホロの肩に乗っているフクロウ。
何か理由があるのか?
1巻では何の説明もなく放置の存在。


やっぱ説明不足。

そもそも人がなぜ、地下で暮らしているのか?
明確な説明や描写はなし。

地下なのに明るいのはなぜだ?
飲み物、食べ物はどうなってるの?

中世ファンタジーのような街並み。
水を桶で汲むような生活なのに、重火器や大砲はある…。

うううん???
文明としてのレベルがまるっきりわかりません。

中世チックなダークファンタジーを地下でやってみた!

くらいな適当さ。

いくら少年漫画のフィールドとはいえ。
もう少し世界観を詰めれないものだろうか?

オニと呼ばれる大きな巨人。
大きな門の街に隔離されて暮らす人類。
オニは接近戦のナイフのみで倒す。

・・・おいおいおい。
某巨人な漫画っぽいフレーバーが漂ってきてますぞ…。


さて、評価は?

作画は本当にいい。
これが初連載?と思うほど。

きっと話が面白ければ、もっと映えるはず。
惜しいなぁ。

謎というか伏線というか。
世界観が中途半端でわからないまま。

まだ始まったばかりです。

判断するには早すぎる気もしますが…。
これから面白くなるかなぁ?

本当に面白くてヒットする漫画って1巻目がキレッキレですからね。

そういう意味では、ここから面白くなりそうな予感は今のところしない。

アヤナシはこのままツギナシか!?
とダジャレを飛ばしてすみません…からの【星3つ】

次巻を追う気は今はナシでございます。

1巻から読む
(2017〜)

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