No.72
カテゴリ:SF
オススメ度8 ★★★★★★★★☆☆著者:小山宙哉
出版社: 講談社
発売日:2008/3/21(1巻)
巻数:1〜30巻以下続刊 <連載中>
「約束だ!」
まだ大ヒット前。
1巻のタイトルを見ただけで即買ってしまったのがこの「宇宙兄弟」。
もう、タイトルだけ面白そうっ!ていう勘です(`^´) ドヤ
近未来、というかすぐ何十年後には起こるかもしれない。
「手の届きそうな未来」の宇宙開発を描いています。
あらすじ
幼い頃、互いに宇宙を目指そうと約束した南波六太(なんばむった)と日々人(ひびと)の兄弟。
やがて時が経ち、弟・日々人は約束通り宇宙飛行士となり、月面滞在クルーに選抜されていた。
一方、兄・六太は会社をクビになり無職。
その時、弟・日々人からメールが届く。「あの日のテープを聴いてみろよ」
そこには幼い頃交わした二人の約束が録音されていた。
兄は再び宇宙を目指しだす…。
弟に先を越され、劣等感バリバリのダメな兄が必死で宇宙飛行士を目指すという。
スポ根ならぬSF根性モノです(笑)
主人公のあきらめない一途さ、嫉妬でややひねくれてしまった性格、だが子供のように純粋な夢を追う心。
等身大の人間が右往左往しながら、ガムシャラに事を成していく姿が、大ヒットとなる共感を呼んだのだと思います。
やはり見所はJAXAでの適性試験や、NASAでの訓練の数々。
今まで知らなかったリアルな宇宙飛行士への過程がわかります。
宇宙飛行士を目指す人・・・!?
いや、そうじゃない人がほとんどだと思いますが(笑)
ココロを熱くしてくれる作品。
オススメです。
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