No.71
カテゴリ:SF
オススメ度8 ★★★★★★★★☆☆著者:清水栄一 下口智裕
出版社: ヒーローズ
発売日:2012/9/5(1巻)
巻数:1〜9巻以下続刊 <連載中>
「スペシウム光線だ」
「鉄のラインバレル」の原作・作画コンビが手掛けます。
円谷プロの代表作「ウルトラマン・シリーズ」のコミカライズ。
それがこの「ULTRAMAN」です。
あらすじ
初代ウルトラマンであった早田進の息子・早田進次郎(はやたしんじろう)。
彼は、父の身体に残っていたウルトラマン因子による影響で、生まれながらに特殊な能力を持っていた。
平和と思えていた早田親子の生活は、突然仕向けられた敵の攻撃によって一変。
進次郎は、抗えない運命に巻き込まれていく…。
とにかくカッコええっっっ!
フィギュア欲すぃ・・・となること請け合いです。
コミカライズとはいえ、設定からストーリーから、もうまるっきり別物です。
まず大きくないですし。
40mないですし。
本作では、ウルトラマンのデザインは特殊スーツという扱いです。
「変身」ではなく「装着」というイメージに近いです。
それじゃ、無理に「ウルトラマン」を使わなくてもいいんじゃないの・・・?
と思うかもしれませんが、いやいやいや!
この作品はオリジナルの「ウルトラマン」を知っているからこそ、楽しめる要素がてんこ盛りなんです。
例えば有名な「カラータイマー3分」や「スペシウム光線」という設定。
その設定をまるっきり別角度から使ってくる切り口、これが見事なんです!
「こう使うのか!」と。
他にもウルトラマンのキャラクターの登場の順番も同じです。
ウルトラマン→セブン→帰ってきたウルトラマン→エース→タロウ…
8巻でやっとタロウが登場です。
じゃぁこの後は、レオ、アストラか?
ゾフィーは出てくるのか!?
などなど。
胸が高鳴ってしまいます!
また、実写版のウルトラマンでは最初に「ベムラー」という怪獣が登場します。
「ULTRAMAN」でも同じく「ベムラー」が最初に出てきます。
しかも例えるなら実写版ベムラーが「バカボンのパパ」なら漫画版ベムラーは「流川楓(スラムダンク)」
どんだけイケメンへ!!
この例えわかりにくいですか・・? すみません。。。
他にも有名なあの怪獣、この怪獣。
もうニヤニヤが止まりません。
ウルトラマンを見てた世代は是非。
一度手にとって、この新しい「ULTRAMAN」を堪能していただきたい!
オススメです。