No.79
カテゴリ:SF
オススメ度10 ★★★★★★★★★★著者:太田垣康男
出版社: 小学館
発売日:2001/5/30(1巻)
巻数:1〜23巻以下続刊(現在休載中)
「あそこへ行きたくなった」
月を目指すストーリーはいくつかありますが。
近未来にフォーカスを当て、実際に起こりそうな未来像として描いているのが、
この「MOON LIGHT MILE」です。
あらすじ
冬期エベレストにたった二人で登頂した冒険野郎の猿渡吾郎とロストマン。
頂上に立った彼らは、次に目指すはエベレストの遥か上空だと約束を交わす。
吾郎は「月開発」を目指しBS(ビルディング・スペシャリスト)の道へ。
ロストマンは空軍へ。
それぞれ「月への道」を目指す彼らは、どのように再会するのか。
二人の月への挑戦が幕をあける・・・。
骨太な宇宙開発ストーリー。
巻数が進むにつれ、舞台が地球、宇宙空間、月世界へと広がっていき、SF好きにはたまらない展開となっています。
舞台が宇宙に移る3巻くらいから急速に面白くなっていきます。
熱くハードボイルド。
主人公の吾郎がイケメンじゃないのがまたいいんですよね。
まるで熊(笑)
最初の1~3巻くらいまで無駄にエッチシーンが多いのは編集の意向だろうか(笑)
月を目指す人たち。
猿渡吾郎。
月開発のビルディングス・ペシャリストとなる。
月面開拓の主要人物となっていく。
ロストマン。
空軍のエリートパイロットとなる。
やがて設立される宇宙軍の需要な人物となっていく。
画力はさすがの一言!
宇宙空間、月世界、メカ類全般、すべての表現が圧倒的。
スケールの大きな宇宙の描写。
または宇宙空間で使うちょっとした小物。
そんな細かいディテールまで描きこまれてます。
やはりSFものって、画力があるとワクワクしてしまいますね。
さて、評価は?
大好きなこの作品。
もちろん【星10】でオススメなのですが…。
残念なのは、現在休載中ということ。
話も佳境に入り、これからどうなるんだ月世界!?
という肝心なところで休載突入。
おあずけくらってもう5年。。。
「サンダーボルト」が面白すぎるので、そちらが終わるまで仕方ない…。
まだ途中ではありますが、読んでいない人にはぜひ。
そしてみんなで言おう!
「早く再開してください!!」
【その他の 太田垣康男 作品】
機動戦士ガンダム サンダーボルト 1〜12巻以下続刊
(2012〜)
記事を読む
東方機神傳承譚ボロブドゥール
(2008)
記事を読む
【その他の太田垣康男・原案・原作・作品】
銀河ロケットにお葉書ください 全2巻
(2015)
記事を読む
FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE 全10巻
(2007〜2012)
記事を読む