SF漫画はロマンだ!
漫画だからこそ描ける世界。
SF・オススメ漫画トップ30です。【随時更新中】
オススメ度:星10作品
1位. MOON LIGHT MILE
月開発に賭けた二人の男のストーリー。
地球から宇宙空間、やがては月世界へと展開する壮大なハードボイルドSF。
画力はさすがの一言に尽きます。
宇宙空間、月世界、メカ類全般、すべての表現が圧倒的です。
めちゃくちゃ面白い。
2位. プラネテス
宇宙ゴミの「デブリ」を回収する船に乗る、ハチマキこと星野八郎太を中心としたクルー達の物語。
宇宙をテーマに、人間愛というものが様々な形で描かれていきます。
熱い気持ちにも、優しい気持ちにも、感謝する気持ちにもなれる。
3位. 機動戦士ガンダム サンダーボルト
ファーストガンダム世代には感涙モノ。
運命的に出会う二人の青年エースパイロット。
彼らは自らの命を燃やすように激しく火花を散らす。
「ガンダム」の世界観を踏襲しながらも、あくまでオリジナルな漫画作品となっています。
愛しのモビルスーツが次から次へと。
もうワクワクが止まらないです。
オススメ度:星9つ作品
4位. ぼくらの
この作品は何も前情報を持たないで読むのをオススメします。
夏休み、自然学校のために集まった15人の子供達。
正体不明の人物ココペリと出会ったことから、彼らの運命は大きく変貌を遂げていく…。
鬼頭先生の作品にはいつも、儚く危うげな少年少女が登場します。
そんな彼ら、彼女たちの命をかけた群像劇です。
5位. ZETMAN
手の甲に謎のリングの跡を持つ少年ジン。
ある日、異形の殺人鬼に遭遇するが…。
これは謎の存在「ZET」をめぐる壮大なSF叙事詩。
複雑に入り組んだストーリー。
素晴らしい作画。
そして何と言っても洗練されたキャラクターデザイン。
ラスト5巻の怒涛のテンションは圧巻です。
6位. シドニアの騎士
対話不能の異生物・ガウナ(奇居子)に太陽系を破壊されて千年。
人類の生き残りを乗せ、宇宙を旅する巨大なる船・シドニア。
最下層で育った青年・谷風長道は、衛人(モリト)と呼ばれる大型兵器の訓練生となる。
長道の命を賭した戦いが幕を開ける!
独特の重苦しくグロテスクな弐瓶ワールド。
敵性生物・ガウナの存在が圧倒的。
作中に常にピリピリと流れる終末感。
この空気は読んでみないとわからない!
7位. 度胸星
続きが読みたい漫画のトップ1です!
火星で人類が突如遭遇したの謎の現象「テセラック」。
それに立ち向かう火星探査クルー。
人智を超えた高次元の存在。
こんなSFの名作があったんだと、たくさんの人に知ってほしい。
途中で終わってしまいますが、それでも十分に面白い。
オススメ度:星8つ作品
8位. GANTS
地下鉄のホームで撥ねられ死んだはずの玄野、加藤。
気づけば、謎のマンションの一室にいた。
そこに置かれた得体の知れない黒い球。
ガンツの指令が告げられ、突然の転送が始まる…。
まさに不条理デスゲーム系の走りではないでしょうか?
「GANTZ」がその後、数多生まれる「条件付きバトル」漫画の道を切り開いたと思います。
その圧倒的殺戮シーンはSF漫画の範疇には収まらない。
そして今なお評価の分かれるラストの展開は必見です。
9位. 百万畳ラビリンス
ゲームデバッカーのアルバイトをしていた二人の女子大生、礼香と庸子。
気づけば彼女たちは巨大な構造物の中にいた。
ここは一体何処なのか?
上巻では伏線がいくつも張られ、そして下巻ではそれらを見事に回収していきます。
とっても面白いです。
10位. 東方機神傳承譚ボロブドゥール
宗教が全てを支配する仏国土。
貧困と殺戮が日常の世界で、統治という名のもとに民衆を弾圧している僧侶たち。
青年アロンは機神ボロブドゥールに乗り込み、弾圧された人々の解放のために立ち上がる。
SF漫画の旗手とも言える著者のこれぞ隠れた名作です!
11位. テラフォーマーズ
アニメ、映画でも有名になったこの作品。
人類は第二の故郷とするため火星にテラフォーミングを進めていた。
やがて火星一面を覆う苔と一種類の生物。
全人類とテラフォーマーズのお互いの存亡をかけた戦いが始まる…。
何と言っても、人間と昆虫を掛け合わせる「バグス手術」。
一人一人が特別な能力を持つことにより、火星での戦闘を可能にするというこの設定。
これが面白すぎる。
12位. マルドゥック・スクランブル
身寄りのない少女バロット。
ある日、引き取り手の男シェルに突然殺されかける!
瀕死の状態から目覚めると、その身には金属繊維の人工皮膚と、あらゆる電子機器を操る力が与えられていた……。
あの「聲の形」の大今良時先生が作画担当でデビューした作品。
原作は安心の冲方丁先生。
面白くないわけがない!
13位. 宇宙兄弟
「手の届きそうな未来」の宇宙開発を描いています。
幼い頃、互いに宇宙を目指そうと約束した南波六太と日々人の兄弟。
やがて時が経ち、弟・日々人は約束通り宇宙飛行士となり、兄は無職となっていた。
弟に先を越され、劣等感バリバリのダメな兄が必死で宇宙飛行士を目指すという。
スポ根ならぬSF根性モノです(笑)
14位. ULTRAMAN
あの円谷プロの代表作「ウルトラマン・シリーズ」のコミカライズです。
とはいえ、設定からストーリーから、もうまるっきり別物です。
初代ウルトラマンであった早田進の息子・早田進次郎。
彼は、父の身体に残っていたウルトラマン因子による影響で、生まれながらに特殊な能力を持っていた。
やがて進次郎は、抗えない運命に巻き込まれていく…。
ウルトラマンの各種の設定を新しい切り口で描くのが面白い。
そして何と言っても出てくるウルトラマンたちのデザインが格好良すぎ!
オススメ度:星7つ作品
15位. FRONT MISSION DOG LIFE & DOG STYLE
フロントミッションという近未来が舞台のシミュレーションRPGを原作とした漫画です。
フリーの戦場カメラマン、犬塚研一を狂言回しに据え、
各戦場で巻き起こる凄惨なドラマをオムニバス形式で描いていきます。
主力武器は人型機動兵器の「ヴァンツァー」。
このヴァンツァー同士の戦闘をメインとした6〜10巻までのエピソード「羊飼いの帰還編」は必読です。
16位. EDEN
正体不明の硬質化ウイルスにより、人類は世界人口の15%を失った。
20年後、人類は復興を始めるが……。
人類はリセットされるべきなのか否か。
人類が“選択”した未来とは?
ハードなストーリー展開は暗く、重く。
人類の罪とは何か?
とにかく読み手に「考えること」を訴えかけてくる作品です。
17位. デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
タイトル、長っっっ!!
舞台は3年前に謎の飛行物体が飛来した東京。
そのまま侵略が始まるのか?と思いきや、飛行物体は浮いたまま。
彼らはどこから来たのか?
侵略者なのか!?
女子高生の小山門出と中川凰蘭の日常は、Xデーに向けて少しづつ崩れていく。
日常の幸せなんて「いつ壊れるかもしれないんだよ」という緊張感が漂います。
バッドな予感しかしない、そんな彼女たちの青春譚です。
18位. いぬやしき
58歳、老け顔サラリーマン2児の父。
希望もなければ人望もない。
しかしある日を境に彼のすべては一変する…。
「GANTS」の奥先生が手がける新作バイオレンスSF。
展開が早すぎて、あっという間に最新巻まで読んでしまうはず。
19位. 銀河英雄伝説
不朽の名作SF小説「銀河英雄伝説」のコミカライズ。
小説を読んでいなくても、アニメを見ていなくても。
十分に楽しめて話も理解できる展開とスピードです。
20位. エクゾスカル零
荒れ果てた世界に目覚めた葉隠覚悟。
己の信じる正義を求め、荒野を駆ける!!
山口貴由先生の出世作である「覚悟のススメ」が別世界になって復活です。
ケレン味溢れる独特の台詞回し。
そして大仰なデザインのエクゾスカルの鎧。
鎧をまとう決めゼリフ!「瞬着!!」
これがカッコよすぎる!
21位. ジャスティ
凄まじい超能力を持つエスパーのジャスティ・カイザード。
凶悪な犯罪エスパーを倒していく活躍を描いた伝説のSFアクション。
これこそ超能力系漫画のレジェンド!
これを読まずにエスパーは語れない。
そして2016年。
30年の時を経て、岡崎先生渾身の続編が刊行!
これは嬉しすぎる!!
22位. PLUTO
マンガの神様、手塚治虫先生の不朽の名作「鉄腕アトム」。
それを浦沢直樹 x 長崎尚志(編集者)の強力タッグがリメイク。
主人公は当然アトム!と思いきや、なんとロボット刑事のゲジヒト!
「ロボット殺し」の謎を追う刑事ゲジヒトの目線で進むストーリーはSFというよりミステリー。
「正義とは何か?」「強さとは何か?」を問いかけます。
23位. レベルE
普段の日常。
すぐそばに異星人がいるとしたら?
地球には、数百種類の異星人が行き交い生活していた。
気づいていないのは地球人のみ…。
「HUNTER x HUNTER」の富樫先生のSFオムニバス作品です。
全3巻と短いですが、それを感じさせない内容の濃さ。
それぞれの異星人の設定や、短い話ながらも二転三転する展開は流石の一言です。
24位. 終わりと始まりのマイルス
とりあえずファンタジーたっぷりの異世界設定のくせに。
結局描いてるお話はエロとお笑いです。
この無駄遣い感が素晴らしい!
鬼頭先生の作品群でもっともくだけた(いい意味で)作品ではないでしょうか。
25位. 鉄腕アダム
西暦2045年。
人類は新たなフロンティア、火星への入植を始めていた。
そこへ飛来する「蝶」と呼ばれる謎の生命体。
地球は1体のヒューマノイド、アダムに全人類の防衛を託す。
残る蝶はあと8体。
アダムは地球を守りきることができるのか、、、?
「鉄腕アダム」のネーミングは、もちろんあの「鉄腕アトム」からかけているようです。
これから何が起こるのか、期待大。
26位. AIの遺伝子
今や国民の1割がヒューマノイドとなった近未来。
その人口知能の「AI」に宿るのは「ココロ」なのか?
人工知能を突き詰めた先はどうなるのか?
人間と人工知能の境目は何なのか?
これは「ヒューマノイドを治療する」SF医療ヒューマンドラマです。
オススメ度:星6つ作品
27位. 殻都市の夢
殻のように上へ上へと積み上がってゆく都市。
最下層は忘れ去られた住人たちが住んでいる
二人の捜査官を主人公に「殻都市」で起こる様々な事件を追ってゆくオムニバス・ストーリー。
作品から感じる退廃的な匂い。
このディストピア感が素晴らしい。
オススメ度:星5つ作品
28位. なるたる
衝撃シーンが話題となった問題作。
表紙の可愛さからは、ほのぼのとしたSF作品を想像してしまいますが…。
違いますからっ!
小学6年生の玉依シイナは、島で不思議な生物ホシ丸と出会う。
そして次々とシイナの前に現れる少年たちと人外の者たち。
シイナの日常は大きく変わり始める。
少年少女が、制御できないほど大きな力を得てしまったとしたら…?
最後まで目をそらさず読み切ることができますか!?
29位. ベントラーベントラー
地球の危機も“うやむや”のうちにゆる~く解決。
緊張感とはとことん無縁のお気楽「のほほんSF」です。
これほどSF的考察をしながら描いた日常系漫画はそうありません。
映画「メン・イン・ブラック」の小市民版!?
30位. 土星マンション
環境破壊が進み地上に住めなくなった地球。
その地表35000m上空に浮く、地球をぐるっとリングのようにとり囲む建造物。
それはまるで土星の輪のよう。
そこには全ての人類が上層、中層、下層と3つに区分けされて暮らしていた。
不思議な空気感のある作品。
絵は可愛いのですが、そこはかとなく暗く緊張感があります。
いかがでしょう?
個別記事がまだ書けていないオススメ作品も載せました。
そちらも随時更新していきます(汗)
あくまで、ともきんぐ的ランキング!
SF漫画はたとえ悲しくても夢にあふれてます。
だから僕はSFが大好きです。