No.312
カテゴリ:ホラー
オススメ度7 ★★★★★★★☆☆☆
著者:原作:ウェルザード 作画:栗山廉士
出版社: 双葉社
発売日:2017/6/20(1巻)
巻数:1巻以下続刊
「このクラスに一人 人を喰らう者がいる」
学園サスペンス・ホラー開幕です!
「カラダ探し」の原作者と「王様ゲーム 終局」の作画がタッグを組みました。
これは面白うそうやん!
ということで読んでみました。
それがこの「喰猟教室」です。
あらすじ
ある夜、浦谷翔は奇妙な生き物が人を喰うところを目撃してしまう。
化け物に気づかれ、喰われると思った瞬間、気を失ってしまった。
翌朝、目を覚ますと自分の部屋にいた翔。
あれは夢だったのか!?
半信半疑のまま学校へ向かうと、教室の黒板に「このクラスには人を喰う化け物がいる」という貼り紙があり…。
一人、また一人とクラスメイトが消えてゆく、ホラーサスペンス。
うーわー!
謎だらけ。
なんだこれ?
冒頭シーンから怪物が出てきます。
人間を頭からモリモリ!
いきなり出たよ!怪物!
その姿はまるで寄生獣のよう。
この知性を持った怪物が学園に潜み、生徒を襲っていくパターン?
冒頭シーンからモンスターホラーのような展開を予想してしまいました。
どうも違うぞ?
そんな単純なストーリーではなさそう。
ホラーなのか?サスペンスなのか?
それともミステリーなのか?
謎解き学園ホラーの開幕です。
喰猟な人たち。
浦谷翔。
ある夜、怪物に遭遇する。
クラスに潜んだ人喰いの怪物の謎解きに巻きこまれる。
隅田陽子。
翔の幼馴染。同じ道場に通う男勝りの女の子。
瀧川千奈美。
翔の幼馴染。怖がりな女の子。
謎の怪物。通称ゾンビ。
人喰いではあるがクラスメイトを殺したのは自分ではないと主張する。
犯人は誰か?
この作品の見どころ。
それは「謎解き」かもしれません。
冒頭に「人を喰う怪物」を見せます。
そして、始まるデスゲーム。
教室で。
屋上で。
次々と殺されていくクラスメイトたち。
あたかも怪物のせいのように物語が進みながら、途中から怪物ではない別の何者かの仕業を匂わせてきます。
そして主人公たちに突然接触してくる怪物、通称ゾンビ。
おいおいおいおい。
ややこしくなってきやがった。
そして次々出てくる味の濃いいクラスメイトたち。
怪しいぜ、お前ら。
そして始まる犯人探し。
流れはホラーではなくミステリーへ。
さて、評価は?
作画は流石といったところ。
綺麗で見やすい。
ホラー部分もバッチリ。
人物それぞれのキャラ立ちもはっきり。
1巻だけでは、これから話がどう展開するのか全く読めません。
犯人探しが続いていくのか?
それとも怪物の謎に迫っていくのか?
それとも皆殺しのサウペンスホラーが始まるのか?
ううむ、わからん。
ということで。
まずは様子見で【星7つ】。
これは次巻が気になります!
ところで。
僕的にはすでに一人、ゾンビの正体と思う人物がいるんですよ、ふふふ。
意外な人物。
でも、言いません。
今回載せたカットの中にいる…とだけ。
1巻ですでに予想しておく。
こういうのも楽しみ方の一つ。
これが当たっていたかどうかは、完結時に評価とともに追記します。
【その他のウェルザード作品】
命を分けたきみと、人生最後の夢をみる
(2017〜)
記事を読む
カラダ探し 1〜13巻
(2015〜)
記事を読む
【その他の栗山廉士 作品】