ゴブリンスレイヤー

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No.12
カテゴリ:新作/ダークファンタジー
オススメ度4 ★★★★☆☆☆☆☆☆

著者:原作:蝸牛くも 作画:黒瀬浩介
出版社: スクウェア・エニックス
発売日:2016/9/13(1巻)
巻数:1巻以下続刊 <連載中>

「人前に出てこないゴブリンだけが良いゴブリンだ」

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今話題のゴブリンスレイヤー。
読んでみました。

原作は人気のライトノベル。
その元はなんとweb投稿作品。
AA(アスキーアート)を用いた、やる夫系掲示板に作者が小ネタとして投稿していたものが、巡り巡って書籍化という流れになった作品。

あらすじ

冒険者になったばかりの女神官は、初めての冒険で、弱小モンスター・ゴブリンの思わぬ脅威にさらされる。
そこに現れたのは「ゴブリンスレイヤー」と呼ばれる、粗末な鎧を身にまとった男だった。

男は、無慈悲なまでに淡々とゴブリンを狩り始めていく…。
ゴブリン退治に取り憑かれた男と、彼を取り巻く少女たちの活躍を描くダークファンタジー。


感 想

何の前情報もなく読み始めると、まるっきりゲームの世界を漫画にしたダークファンタジーです。
RPGゲームではゴブリンは、完全に雑魚キャラの扱いですが、本作ではそんなショボさはありません。
残虐非道なモンスターとして描かれます。

絵の綺麗さ可愛らしさから油断していましたが、いざページをめくると、
ゴブリンに陵辱される女武道家や魔法使いなど…。

そのギャップが予想以上。
いわゆるエロもグロもあります。

Amazonのレビューでは軒並み高評価なのですが…。
僕の読後の感想はというと、正直、不完全燃焼。

グロくするならグロく。重く。
エロくするならもっとライトに。
ワクワクさせるなら、こんなに殺しちゃダメでしょう! みたいな。
どの方向にも中途半端なイメージを受けました。

なまじ絵の線が繊細でアニメな方向なので、冒険者たちの陵辱シーンなどは

どこのエロ同人誌やねん!

と思ってしまいました。

やるなら「ベルセルク」のゴブリン編くらいまでダークにしてくれぃ!
オイラは納得できねぇよ!っと。

綺麗な絵と、無理に重たくしようとしているストーリー展開との違和感が拭えませんでした。
これは完全に好みです。
ファンの人ごめんなさい。

次巻は追わない。

1巻から読む
(2016〜)


【その他の黒瀬浩介作品】

異能バトルは日常系のなかで 全4巻
(2014)

アイドルマスター Neue Green for ディアリースターズ 全3巻
(2013)

ななほし天道 全2巻
(2012)

てとてトライオン!
(2009)

惑星直列シスターズ 黒瀬浩介TYPE-MOON作品集
(2007)

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