猫はよみがえる

neko

No.120
カテゴリ:ホラー
オススメ度3 ★★★☆☆☆☆☆☆☆

著者:原案:三石メガネ  作画:高橋翔馬
出版社: 講談社
発売日:2016/10/20(1巻)
巻数:1巻以下続刊

「猫は…よみがえる」

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今回も初めて手に取る作家さん。

ねこですと?
蘇るですと?

ペットセメタリー(映画ね)好きとしてはチェックせずにはいられない!

あらすじ

舞台は周囲を隔離された全寮制の国立・才禮学園。

主人公の綾川梨花は毎夜、見知らぬ女の子が泣きながら自分の名前を呼ぶ夢に悩まされていた。
きっかけは、かつてのクラスメイトが起こした凄惨な事件。

ある日、その事件を起こしたクラスメイトが死んだと知らされる。
動揺する生徒たち。

スクールカウンセラーによるカウンセリングが行われることになったのだが、その途中で突然の停電。

そして惨劇が始まるーー。


感 想

とりあえず。

猫ちゃんがどうにかなる(ゾンビ的に蘇る)話ではありませんでした。

学園サバイバルホラーです。

平穏な学園が、突然理不尽に壊れていくパターンではなく、元々学園に謎がある。
集められた生徒にいわくがある。

その学園の謎が大きなファクター。

1巻は、登場人物紹介。
謎のピースの提示。
伏線をいくつか張る。

というサスペンス冒頭のお約束で終わり。


とりあえず、入れとけ!

グロ描写はかなりグロ。
その点では作画力は確か。

しかし、その作画力は緊張感ある描写には使われず。

単にエロ、グロ、を適度に放り込んでくるだけ。

グロはまだしも、エロはテンプレート的に入れとけ、みたいに感じます。

必然性がない。
しかも胸クソ悪い描写です。

こういうのを安易に1巻で入れてしまう作品は期待薄。。

どうしても作品として「とっちらかってる」感は否めない。

もっとホラーならホラーに。
サスペンスならサスペンスに。
しっかり振り切ってほしい。

最近のホラーの、エロ、グロ、とりあえず入れとけ!

みたいな風潮はうんざり。


さて、評価は?

意味深に「猫はよみがえる」と教師がつぶやく。
遠くで猫がニャーと鳴く。

いつの時代のホラーやねん!

演出が古いわ!!!

その猫って何よ!
その謎って何よ?

って先が気になりますが、なんとなく読めてしまうのも確か。

今のところは面白さは微妙。

【星3つ】で。
猫の謎も気になりますが…。

う〜ん、もういいか。

1巻から読む
(2016〜)

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