No.88
カテゴリ:恋愛・ラブコメ
オススメ度9 ★★★★★★★★★☆著者:篠原知宏
出版社: 集英社
発売日:2015/10/19(1巻)
巻数:2巻完結
「何%可憐だと 女の子なんだろう…」
あぁ。。
また一つ大好きな漫画が終わってしまった。
とっても可愛い男の娘(おとこのこ)と妄想男子高生の純愛?ストーリー。
それがこの「ボーイスカート」です。
あらすじ
純情BOYで硬派な越智くん。
高校入学の初日。前の席には可憐な女の子!
恋の始まりそうな予感…。
ところが彼女は男の娘だった!?
思わせぶりな男の娘、和泉重光♂。
二人の甘酸っぱい倒錯した青春が始まる…。
これは女体化ファンタジーではありません。
妄想力たくましい男子高校生が禁断の扉を開くお話です…。
男子が男子に恋をしちゃう!??
いやこれは!
仕方ねぇ!!
と思わせる可愛さがあるんです。
可愛い人たち。
和泉重光 ♂
見た目は100%可愛い女の子。
男性恐怖症の妹、ゆりかのために女装を続けている。
和泉ゆりか ♀
見た目は100%イケメン。
過去のトラウマで極度の男性恐怖症に。
越智裕也 ♂ (主人公)
妄想力100%の男。
クラスで和泉の後ろの席になる。
思わせぶりな和泉の行動に振り回される。
女体化ファンタジーではない。
まずは。
重光くんが可愛すぎでしょう。
「惚れてまうやろーーー」です。
少しでも妹の負担を軽くするため、重光くんは女の格好をしています。
妹思いのお兄ちゃんで「あえて女装している」というのがミソ。
つまり本人は男子のつもりなわけで。
そこに越智くん登場ですよ。
あれですね。
「ストップひばり君」の世界ですね!
女体化のファンタジーではなく。
確実に相手は男とわかっている。
わかっているのに惹かれてしまう。
ノーマルなのに「ええい!いいか!」と思う瞬間。
限界ギリッギリ。
それは、あかん!
自分は散々男だと言っておきながら。
この男の娘、重光くん。
究極の思わせブリを連発します。
越智くんにだけ見せる、誰にも言えない本音。
あれれ?やっぱり??
これな!
こんなの辛すぎるでしょう。
毎回、越智くんが妄想爆発にまで追い込まれる様が最高に(笑)
悔しいですっ!!
で、で、で。
なぜ2巻で終わったの?
こんなに面白いのに!
登場人物も増えてきて、やっとこれから。
まだまだ面白くなりそうだったのに…。
大人の事情ってことか!?
ちくしょう!!!!
貴重な「男の娘」漫画がまた一つ終わってしまった。
2巻で終わってしまいますが絶対オススメ!
次回作も期待したい!
【その他の篠原知宏作品】