No.339
カテゴリ:ギャグ
オススメ度2 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆
著者:T長
出版社: 集英社
発売日:2017/8/18(1巻)
巻数:1巻以下続刊
「わが友…」
ハートフルでちょいグロな日常コメディですと?
なんじゃそりゃ?
気になってAmazonレビューを覗くと、なんと軒並み高評価。
これは期待してしまうぞ。
ということで早速読んでみました。
それがこの「しをちゃんとぼく」です。
あらすじ
死を失いし者──通称「しをちゃん」。
2000年以上の時を生きる不死者のしおちゃんは、日常生活が困難なほど不器用でポンコツだった。
友人である近所の少年「ぼく」との交流がはじまる…。
うう゛ん・・・微妙。
ギャグが寒いというか、雑というか。
これがハートフルなのか?
取り立ててハートウォーミングな内容ではない。
なぜ、これほどAmazonが高評価なのか…?
ちょっと理解に苦しむ。
なんだか「イマサン」くらいのギャグ漫画です。
しをちゃんとぼく。
しをちゃん。
2000年以上生きている。死なない不死者。
長く生きすぎて、日常生活が困難なほどボケている。
ぼく。
しをちゃん家の近所に住む男の子。
しをちゃんに懐き、家に入り浸る。
これが面白いのか?
しをちゃんは2000年も生きています。
死なない。というか死ねない。
なので「死」に対する警戒感が希薄になってしまい、日常生活ですぐ致命傷となるほどの傷を負ってしまうと。
絨毯で滑って死ぬとか。

脚立から落ちて死ぬとか。
んなアホな!
こんなギャグで笑えるのは小学生までじゃない?
クスリともできない(苦)
不死者が現代にいたら、どうなるか?
死なないからこそできることは?
死なないからこそ困ることは?
といったような「死」への掘り下げがあるわけでもなく。
畳み掛けるようなテンポでもなく。
淡々と進むギャグもお寒い内容。
1巻を読みきるのもしんどかった…。
さて、評価は?
もう、作画云々は置いときましょう。
内容だけに限ります。
それでも…なぁ。
う〜〜ん…。
Amazonの軒並みな高評価には疑問を感じざるを得ない。
少なくとも「素晴らしい!」などと絶賛されるような作品ではないと思う。
とはいえ。
人の感性はそれぞれです。
だからこそ、勝手気ままにレビューを書き連ねているわけです。
面白いと思う人もいれば、そうでない人もいる。
僕には面白いと思えなかった、それだけ。
ということで【星2つ】です。
興味のある方は、ぜひ試し読みをオススメします。
となりのヤングジャンプで試し読みできます
➡︎こちらから