奴隷遊戯

No.346
カテゴリ:デスゲーム
オススメ度5 ★★★★★☆☆☆☆☆
著者:原作:ヤマイナナミ 作画:木村隆志
出版社: 集英社
発売日:2017/9/4(1巻)
巻数:1巻以下続刊

「奴隷…ごうー!?」

最近また増えてきた、デスゲーム系漫画。

いかにもなタイトルの作品が登場しました。

当たりかハズレか、さぁどっち!?

デス系はもうええかな。
と言いながら、やっぱり読んでしまいました(笑)

それがこの「奴隷遊戯」です。

あらすじ

平凡な高校生・カイのもとに、ある時謎のアプリの招待メッセージが届く。そのアプリ『SLAVE GO』で写真を撮られた人間が次々と行方不明になり…!? 不徳で残虐なゲームが始まる…!


感 想

ヤベェ。
カオスな匂いがする

物語の導入部は、いたって凡庸。

主人公の携帯へ、突然アプリのインストールのお誘い。
そのアプリで遊び始める主人公。

「SLAVE GO」…だと?
ハイ、予想通り(笑)

「ポ○モンGO」的な感じのアプリ。
スマホををシュッとスライドして奴隷をゲッチュ!

SLAVE = 奴隷。
GO = 業。

SLAVE GO! = 奴隷業!

何、この秀逸なダジャレ(笑)

編集サイドのおっさんなセンスを感じるw

ううむ。
この最初のツカミに別の意味でやられました。

奴隷を集めて、育てて。
変態的プレイ漫画のスタートか!?

いやいや。
さすがに掲載はジャンプ+ですので。

それはなかった(笑)

奴隷を集めて戦わせる。
そっちの方でした。


奴隷な人たち。

市原 海(かい)。
両親をある事件で亡くす。
妹と二人、叔父夫婦に世話になっている。

伊達凛奈(りんな)。
海の幼馴染。
両親を亡くした海を励まし支える。

ゴトウ・ウィリアム。
謎の組織「ソサエティ」の案内役。


SLAVE GO!

携帯アプリ「SLAVE GO」。

捕獲対象者の場所が地図上に表示されます。

対象者の写真を撮って、スマホでシュ!
ガムテ、縄、鎖、etcを選んでゲット!

この拘束具の選択に意味があるのかな?
なんて気にしていたのですが、特になし。

ズコーーー。

捕まって転がってる時に、その拘束具で括られてるくらい(笑)

ガムテで捕まえた人はガムテで、縄の人は縄で。

この違いに、意味ある?

ぜんぶ縄でええやんけ!

眠らされて闘技部屋に連れてこられた主人公。

そこは捕まえた奴隷同士を戦わせる場所。

奴隷は目隠しされ、武器を持たされる。
捕獲者は、奴隷にインカムで指示を出す。

う゛〜〜ん?

奴隷も捕獲者も、最終的に謎の組織が人力で拉致って、無理やりデスゲームをさせるわけですから…。

アプリっている???

はじめから拉致ればええやんけ!

その拉致って転がす時に、ガムテや縄や鎖を律儀に使い分けてるかと思うと、面白すぎ。

ダメだ。
ツッコミ出すとキリがねぇ。

なぜ、主人公がこのゲームに選ばれたのか?
両親が殺された事件に関係があるのか?

謎はまだ明かされず。

そして巻き込まれる幼馴染。

主人公は彼女を救出するためにゲームを続ける。

と、お決まりのパターンが始まります。


さて、評価は?

作画は若干濃いめ。
なんだか暑苦しさが漂います。

バトルが始まりだすと、その濃さ、仰々しさがいい具合。

エロ展開は今のところなし。

これからどうなるかわかりませんが、掲載がジャンプ+と考えると、どぎついのはないでしょう。

なので、パンツは履いときましょう。

物語の細かいところは、まだ説明不足。
これから明かされるのかな?

なぜ主人公に謎のアプリの招待が来たのか?
運営している組織ソサエティとは何なのか?
そもそも、大多数の人間が「奴隷」として消えても発覚しないとかあり得るのか?

ファンタジー設定でもない限り、リアル世界が舞台でこれを納得させるのは難しい。

そこは今後の原作者の手腕に期待です。

ただね。
アプリが「SLAVE GO」とか、謎の組織が「ソサエティ」とか。

ネーミングのセンスが若いというか、浅いぞ。
大丈夫かなぁ?

先が気になって、続きをジャンプ+で読んでみました。

なんだか、カオスな展開に。

強い奴隷=格闘技者 を捕獲すべし!
というミッションに移行している様子。

風呂敷が広がってました。
これからどうなるか?

とりあえず読んでみたわ、の【星5つ】

今後の展開次第で評価は分かれそうです。


ちなみに。

タイトル「SLAVE GO」でもいいんじゃ?

任◯堂からNGが来るから?

もしくは「奴隷業」の方がインパクトありそうだぞ。

何で「奴隷遊戯」にしたんだろう?

おかげで、Aamzonで検索かけると緊縛系のAVが一緒に出てきたでしょーが!

今後「アナタにおすすめ」で緊縛系が来たらどうするww

1巻から読む
(2017〜)

ジャンプ+で試し読みできます
➡︎こちらから

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