No.163
カテゴリ:ギャグ/新作
オススメ度6 ★★★★★★☆☆☆☆著者:さかめがね
出版社: 集英社
発売日:2016/9/16(1巻)
巻数:1巻以下続刊
「ごめんなさい性欲ないんです 鬱なので」
「こういうふうに接してくれる誰かが欲しかった」
とっても気になる帯の煽り。
「となりのヤングジャンプ」で1000万PVを超えた人気作。
それが「憂鬱くんとサキュバスさん」。
あらすじ
日々の過酷な労働でついに鬱になって引きこもりになった青年。
性欲さえもなくなった彼の元へ、ある日「サキュバス(淫魔)」がやってくる。
あの手この手で誘惑しようにも青年は興味を示さない。
性欲を復活させるべく、サキュバスは青年を支えながら同居生活を始めるが…。
普段は、評価欄を見ずに手に取るスタイルの僕ですが。
嫌でも目に入る、Amazonレビューの軒並みな高評価。
あまりにも気になって読んじゃいましたよ!
単なる下ネタギャグ漫画です!
・・・と、断じてしまうのは簡単。
ううむ。
「面白い」ではなく「癒される」の意見が多いわけ。
なるほど。
読んでみてちょっとわかりました。
「泣いた …」
「心にしみる…」
「サキュバスさん欲しい…」
のレビューの声。
うう。(´;д;`)
みんな、疲れてるんだよ。
こんな彼女が欲しかった。
とにかくサキュバスさんのキャラがいい。
ネイティブ関西弁なのもいい!
これくらいポジティブな彼女がいたら楽しいよね。
作画はうまくない。
でも妙にリアルに描かれても困る。
鬱のリアルや、淫魔のリアルな攻め。
それだと漫画のテイスト変わりますやん。
このヘタうま加減が、絶妙にいいポイントなんだと思います。
こんなセリフが欲しかった。
作者が意図的に描いているかはわかりません。
でも疲れた人へのエールのように取れる箇所がちらほら。
優しいなぁ・・・。
もしかして、さかめがね先生も辛い経験があるのかもしれませんね。
いや…どうだろう?
ただ何も考えず下ネタを嬉々として描いてるだけだったりして(笑)
さて、評価は?
現時点ではお話のほとんどを「となりのヤングジャンプ」のサイトで読めます。
コミックは描き下ろしが12Pプラス。
なのでコミックはファンアイテムかも。
サクッと試し読みするならサイトで十分かもしれません。
ライトに読める良作です。
【星6つ】でオススメです。