逃げるは恥だが役にたつ

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No.63
カテゴリ:恋愛
オススメ度6 ★★★★★★☆☆☆☆

著者:海野つなみ
出版社: 講談社
発売日:2013/6/13(1巻)
巻数:1〜8巻以下続刊 <連載中>

「サラリーマンの妻 に正規採用されたのです」

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ドラマ化で話題の「逃げ恥」読んでみました。

これ、タイトルから内容を推測できる人いますか?

あらすじ

内定ゼロで彼氏なし。派遣切りで崖っぷちの25歳、森山みくり。
ハウスキーパーとして雇われた36歳独身、津崎平匡(ひらまさ)の元で上手くいっていたのも束の間。
諸事情もろもろで辞めざるをえない状況に。

切羽詰まったみくりは、平匡に就職としての結婚を申し出る。
雇用主と従業員。周囲に隠した不可思議な二人の契約結婚生活が始まる…。


感 想

どこから突っ込んでよいのやら!
何だ、この設定!? ありえんでしょ(笑)

これは「恋愛ファンタジー」なのか!?。
現実にはありえないこと、少女漫画だからこそ起こり得る。
夢がある。それでいい、ってことか!?

ただね。

この「逃げ恥」は恋愛ファンタジーなはずのに、妙にリアリティを出してくるんです。
職場でのことや、同僚との関係、お互いの家のこと。
さらには女性の仕事と結婚の問題。

働く女性にとっては共感できる部分も多いのじゃないかと。


なので戸惑ってしまいます。

おいおい。こんな36歳童貞はいないだろうと。
契約結婚とはいえ、可愛い一回り下の女の子と一つ屋根の下ですよ。

それをOKできるメンタルの男は、36年も童貞なわけないですよ。
ハグされて、そこで止まれる男子がどこにいますか?
ここまで女子からグイグイ来られて止まれる男子がいますか?

しかもドラマ版ではみくり役がガッキーですと!?

これで止まれる男子がおるかい!

家事を契約としてこなす。
それを給料として支払う。

女性作家さんならではの視点だと思います。

うちの奥さんも、こんな風に考えてたら嫌だな。。。
あと童貞男子をこんなに綺麗なものと描いてくれてありがとう…みたいな。

作画はのっぺりしています。
好き嫌いの出る絵柄かもしれません。
僕は好きじゃない。

5巻頃から面倒くさかった二人がやっと恋愛っぽくなっていきます。
遅えよ。
遅いよ津崎くん。

男性諸氏は突っ込まずにはいられない作品です。

ドラマのヒットでこの契約結婚的なものを持ち出す若者が増えたらどうすんだ!?

さすがにそれはないか(笑)

1巻から読む
(2013〜)

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