明日ちゃんのセーラー服

No.279
カテゴリ:日常/学園モノ
オススメ度7 ★★★★★★★☆☆☆
著者:博
出版社: 集英社
発売日:2017/4/19(1巻)
巻数:1巻以下続刊

「胸張って笑顔…でしょ」

な、なんだ!この表紙!?

上目遣いの切ないような、戸惑ったような。
指でちょっと挟んだ唇。
セーラー服を着た少女。。

ちょっと!
気になってしまうじゃないですか!!

タイトルだけではどんな漫画かわからない。
読んでみねば!

とまたも表紙の勢いで手に取ったのが。

それがこの「明日ちゃんのセーラー服」です。

あらすじ

舞台は、田舎の名門女子中学・私立蝋梅(ろうばい)学園。

この学園のセーラー服を着ることが「夢」だった明日小路。

少女の「夢」の中学セーラー服ライフが始まる。


感 想
ハイ、またも表紙買い。

おいおい。
昨日の記事で「表紙買いの失敗」を書いたんとちゃうんかい!

とツッコンだ方。

はい、すみません。

また懲りずにやっております。

いやん。

でも。。

こ、これは。

マジ、天使( ゚д゚)ンマッ!!

ここからは痛いオッサンと思われないように言葉を厳選していきたいと思います(笑)


明日と書いて「あけび」と読む。

明日小路(あけびこみち)。
憧れのセーラー服を着るため、お母さんの母校の中学に入学する。
活発でちょっとおっちょこちょい。

お母さん
家で仕立屋を営む。
小路のセーラー服を仕立てる。

明日花緒(かお)。
小学生の妹。お姉ちゃんが好き。


間違えた!?

最初は単にセーラー服に憧れた少女の日常系ストーリー?

みたいに始まります。

まもなく中学の入学式。
憧れのセーラー服を着れる!

ドキドキ、ワクワク。

お母さんにセーラー服を作ってもらう。
もうルンルン。

さぁ着るぞ。
感無量!!

ううむ。

正直、「可愛い」けどなぁ。。。
いわゆる日常漫画だったかぁ。。。
あざとさを狙っただけかい?

と、諦めかけたその時。

さぁ、入学式。

ええええええ!!

学校、セーラーちゃう(笑)
間違えとるやんけ!

みんなブレザーなのに一人だけセーラー服だと入学式に気づきます。

これ、なんて罰ゲーム(泣)

どうして面接の時に言ってあげないんだ、との疑問もありますが。。
今はブレザーでも昔がセーラーだったので通えるらしい。

おい、理事長(笑)!!

でもね。
思春期真っ盛りの少女が。
一人だけ違う制服なんて。

耐えられないはず。

それでもお母さんが仕立ててくれたセーラー服。
どうするのか…。

そして結論。

通うんか~~~い!!


ちょっとした仕草が!

とにかくうまい。

あざとくなる一歩手前。

「カワイイ」のサジ加減が絶妙。

ちなみに。
僕はAKBとかアイドルとかの。。

ああいった「いかにも」なセーラー服や制服は嫌いです。
大人に着せられてるあの感じ。

わかります?

でもこの作品の少女たちには。

媚びたような萌えなど一切ない。
そこにあるのは純粋な可愛さ。

照れた顔。
メガネが曇る。
うなじ。

おいおいおいおい。

やってくれるなぁ!!

汗をぬぐう・・・。

ちょっと、もうっ!

でも、まだまだ!

実は1巻では最高の攻撃力のある1シーンがまだあるんです!

ここでは載せませぬ。
本編でご確認ください(ニタリ)


キュンキュンが止まらない。

エロスもほのかに漂わせつつ。
でもそれもいやらしくない。

矛盾する表現ですが。

子供から大人へと変わるあの時期特有のみずみずしさ。
それは色気ではありません。

綺麗な何か。
若さが生まれようとしているあの瞬間。

ホントに。

このバランス感はすごい。

著者がわざと狙って描いてるんだろうとわかります。

わかっているのに!
キュンキュンが止まらない。

まんまとやられた。
くっそ!悔しい(笑)

さて、評価は?

とにかく作画が秀逸。

「カワイイ」の宝石箱やぁ~!

と彦摩呂さんが出てくるレベル。

田舎 ✖ 中学生 ✖ セーラー服。

あざといほどのこの感じ。

でも嫌いじゃない。
ハマってしまう。

おっさんの皆様!!

ぜひその秘密の書庫に加えてみませんか(笑)

とってもオススメの【星7つ】
次巻にも期待。


3巻まで読みました。

(2018.5.18)

【5/20追記】

嗚呼。もう、なんか。

キラッキラだす。

クッソ可愛い。
なんだよ、これ!

あざといにもほどがありますぞ!

わかっているのに、目が離せない。

2〜3巻では、明日ちゃんがクラスの子たちと仲良くなってゆく様子が、キラッキラのエピソードとともに描かれていきます。

そして、季節は巡り。

セーラー服も夏服へチェンジ!

これが、また。。

もう、なんか、ずるい。

3巻では、来る体育祭に向けて、みんなが一致団結して頑張って、おーー!!みたいな。

なんなんだよぉ!

こんな天使な集団が、実在するわけないだろう!

ガオーーー!!

と、吠えたくなる内容です。

あまりのキラキラ感に、もう僕はお腹いっぱいです。

1巻から読む
(2017〜)


【その他の博作品】

ゆめくり 全5巻
(2012〜2017)

アクアリウム 全2巻
(2010〜2012)

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