No.１９７
カテゴリ：ドラマ・ヒューマン
オススメ度６ ★★★★★★☆☆☆☆著者：井浦秀夫
出版社: 小学館
発売日：2016/10/28（１巻）
巻数：1巻以下続刊
「この事件はまだ終わっちゃいない」
前作「弁護士のくず」終了から２年。
井浦先生の新作クライム・ヒューマンドラマ。
弁護士に続くといえば！
やっぱり。
今度の主役は「刑事ゆがみ」です。
あらすじ
周りからテキトーな男だと思われている刑事・弓神適当(ゆがみゆきまさ)。
マンションから転落死した一人の男。
彼は、かつて弓神(ゆがみ)が逮捕した事のある元泥棒だった。
刑事課では、再び泥棒に戻った男が足を踏み外し転落したとの見立てをするが…。
何かを感じた弓神は独自に捜査を開始する。
やはり面白い！
こういう犯罪ものはストーリーが命。
１巻は「働く悪人」と副題が付いており、全９話で一つのエピソード。
誰もが転落死で片付けてしまっていた元泥棒の死の真相を暴きます。
１巻まるっとそのストーリーですので、この事件に絡む背景を深く描きます。
見どころたっぷり。
あっという間に読み終わりました。
安心のクオリティ！
これね！
ドラマにするとちょうど１時間くらい。
良い刑事ドラマになりそうなんですよね。
すでにドラマ化を見越したかのような作りか!？
おそらく、今後もこのようなエピソードが続くと思われます。
どんなキャラたち？
そして刑事モノといえば。
やはり登場人物。
どんな人達(キャラ)か気になりますよね。
「うきよ警察署」刑事課の面々。
弓神刑事。
ちゃらんぽらんに見えるエロ親父。
実はキレ者。
羽生巡査長。
熱血な青年。弓神とコンビを組む。
一生懸命さが悲しいかな空回り。
弓神の捜査手法に翻弄されまくり。
。
菅能警部補。
以前は弓神の後輩で現在は上司。
弓神をツッコミまくり叱りまくり。
無駄にエロい。
。
ハイ。
ますます面白くなっていきそうなこの漫画的な布陣。
新キャラもまだ出てきそうな予感。
ところで・・・。
弓神が杉本哲太さんに見えて仕方ないんだが。
そっくりじゃない？(笑)
ドラマ化の際は、ぜひ杉本哲太さんで。
さて、評価は？
一貫してブレないこの作画。
見ての通り「上手い」絵ではありません…。
迫力のある緻密な絵、劇画的な表現ではありません。
刑事モノが大好きな方には、作画的には物足りなく感じられるかもしれません。
なので【星６つ】とさせて頂きます。
でも。
これは味なんです。
お腹をぐぅぐぅ減らしてみてください！
きっと美味しく感じるはず！
あれ？ なんか例え間違ったか！？
１巻から読む
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