No.45
カテゴリ:ホラー/デスゲーム
オススメ度6 ★★★★★★☆☆☆☆
著者:原作:ウェルザード 作画:村瀬克俊
出版社: 集英社
発売日: 2015/2/4
巻数:1〜15巻以下続刊 <連載中>
「赤い人を見たものは振り返ってはいけない」
流行りのデスゲーム系、サバイバルホラー。
このジャンル、乱発してるなぁ…と思いつつ手に取ってみました。
あらすじ
ある日、友人の遙から「私のカラダを探して」と依頼された明日香たち6人。
そして学校に伝わる「赤い人」の怪談。
「振り返った者は体を八つ裂きにされて校舎に隠される…」
すべてのカラダを見つけなければ永遠と同じ日が繰り返され、
「赤い人」に殺され続けるという。
そして深夜0時。
明日香たち6人は気づけば学校の校門前にいた。
強制的に始まる「カラダ探し」。
そこに現れる「赤い人」。
明日香たちは「赤い人」に捕まらずにすべてのカラダを探すことができるか…。
主人公が突然に巻き込まれるプロローグは、まさにデスゲーム系。
しかし。
この「赤い人」が半端ない!
殺しまくります。
ショッキングなシーンの連続、連続。
ゾクッとする怖さではなく、ウワッ!とびっくりさせられる怖さ。
「13日の金曜日」や海外スプラッター映画に通じる種類の怖さです。
この凄惨な血みどろの描写には、気持ち悪くなる人がいるかもしれません。
お子様にはオススメできません。
刺激的ではある。
ただ、最近のデスゲーム漫画と一線を画しているのは、
「鬼ごっこ」という単純なルールで押し切っているところ。
頭脳線ではなく、あくまで逃げ切れるか…?という単純明快なサバイバルホラーに徹しているところだと思います。
そして確信的な残虐表現。
ホラーと言うなら、あえてここまで振り切るのはアリじゃないかと。
気持ち悪いなぁ…と思いながらも最新巻まで読んでしまいました。
途中から「赤い人」の生まれた謎にも迫っていき、巻が進むごとにストーリー性が増していきます。
刺激的なホラーを探している方はどうぞ。
ジャンプ+で試し読みできます
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